【建設業者向け】請負契約についての相談窓口

建設業において、請負契約に関するトラブルが発生した場合には、そのトラブルに合った行動を
ですが、
そこで、本記事では建設業での請負契約に関する相談窓口の電話番号などをご紹介します。
請負契約についてのトラブルが起きた場合の参考にしていただければ幸いです。

1.下請かけこみ寺

主に、業種を問わない下請けの方が相談する窓口になります。
中小企業庁の委託事業として、下請取引の適正化を推進することを目的に設置されました。

下請かけこみ寺の特徴としては下記の3つです。
・相談無料(弁護士やその契約に関して詳しい相談員が話を聞いてくれる)
・匿名相談が可能なので安心して相談できる
・対面やオンライン、電話のいずれかを選んで相談できる

下請かけこみ寺の連絡先は下記になります。
(あらかじめ予約が必要です。)
下請かけこみ寺
電話番号:0120-418-618

コロナなどの影響を受けて取引で困っている場合でも相談ができます。

2.建設業取引適正化センター

元請け下請け間の取引の問題について解決方法をアドバイスしてくれます。

建設業取引適正化センターの特徴としては下記の3つがあります。
・相談先の紹介もしてくれる
・相談例がネット上に記載されている
・相談無料(専門家のアドバイスが必要な場合は相談時間1時間以内)

建設業取引適正化センターの連絡先は下記になります。
建設業取引適正化センター
電話番号:東京 03-3239-5095
     大阪 06-6767-3939
なお、相談の際は①電話で概要を伝える→②相談日にセンターに行くという流れになります。

3.都道府県の請負契約に関する相談窓口

各都道府県には建設業の請負契約に関する相談窓口が存在します。
また、内容ごとの相談窓口を紹介している場合もあります。

大阪府の場合は下記の通りです。
建設工事請負契約に関する相談
紛争関係の相談:大阪府咲洲庁舎(さきしまコスモタワー)1階 建築振興課内

建築関係以外にも融資の相談や登記の相談についてもまとめられているのでブックマークしておいても良いかもしれません。

まとめ

建設業における請負契約は、発注者と受注者がお互いに納得した上で締結される契約となりますが、トラブルや問題が生じることもあります。
トラブルが起きてしまった場合は、上記のような相談窓口に相談し、解決の手助けを受けることもおすすめします。
各都道府県の建設業協会や建設業界団体が設置している相談窓口を活用し、トラブル解決につなげましょう。